長引く咳は要注意!インフルエンザで肺炎が起こる原因と対処法

インフルエンザ 肺炎

 

インフルエンザは免疫力が低下している人が感染すると、症状が重くなったり治りが悪くなるなどして、ツラい状態が続いしまいます。

 

この中でも特に気を付けなければいけないのが合併症で、別の病気がインフルエンザで体力が奪われている間に起こるのです。

 

その代表的なものとして、「肺炎」があることは、様々なメディアなどからの情報で知っている人も多いでしょう。

 

そこでこの記事では、インフルエンザで肺炎を引き起こす理由を理解しつつ、肺炎の対処法や予防法について紹介していきます。

 

 

1.インフルエンザで肺炎が起こる理由とは?

 

インフルエンザ 肺炎

 

インフルエンザと聞くと高熱や全身の倦怠感などの症状がイメージできますが、大抵はそれ止まりで1週間もすればいつも通りの生活を送ることができます。

 

ところが高齢者や子どもは免疫力が弱い関係で、インフルエンザの症状が長引きやすいという特徴があるのです。

 

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高熱などが長引くならまだしも、体力が消耗したときに別の細菌やウイルスが入り込んで、インフルエンザとは別の病気が引き起こされる厄介なことも。

 

その代表的なものが肺炎ですが、どうしてインフルエンザになると肺炎が起こりやすいのでしょうか?

 

インフルエンザで肺炎が起こる原因としては、主に以下に挙げるタイプに分けられます。

 

 

@ インフルエンザの症状と併発して細菌性の肺炎が起こる

 

インフルエンザ 肺炎

 

特に65歳以上の高齢者や免疫力が低下している人に発症が多く見られるのが、「ウイルス細菌混合性肺炎」です。

 

これはインフルエンザウイルスが体内で暴れまわっている段階で、肺に細菌が入り込み発症するというもの。

 

通常は肺炎球菌などが入ってきても、免疫が抵抗してくれるので発症とまではいきません。

 

しかしインフルエンザで免疫力が低下している中にあっては、肺炎球菌に対抗するだけの力は残されていませんので、肺炎を引き起こしてしまうのです。

 

 

A インフルエンザの治りかけに肺炎が起こる

 

インフルエンザ 肺炎

 

インフルエンザウイルスを撃退するべく、免疫が懸命に闘った結果、感染者は体力を消耗します。

 

特に高齢者や子どもは、元々の体力が低いこともあって細菌への感染が起こりやすい傾向があるのです。

 

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肺炎球菌やブドウ球菌だけでなく、抗菌薬に耐性を示す菌が関係してくるので治療が難しいケースも見られます。

 

大抵の場合、インフルエンザの治りかけに起こりやすいため、最後まで気が抜けません。

 

 

B インフルエンザウイルスが肺炎を引き起こす

 

インフルエンザウイルスが肺に入り込み肺炎を引き起こすケースは、そこまで頻度が多い訳ではありません

 

妊婦や心疾患を持つ人に発症する場合があり、他の2つの原因とは異なり若年層でも起こるのがこのタイプです。

 

 

2.インフルエンザで肺炎になったときの治療法

 

インフルエンザ 肺炎

 

インフルエンザが原因となって肺炎が起こると、長い期間に渡って高熱や激しい咳、痰、全身の倦怠感などが起こります。

 

これらの症状は風邪やインフルエンザと見分けが難しいですが、5日以上も高熱や咳、痰などが見られたら念のため病院を受診してください。

 

さて病院ではレントゲン撮影やCTスキャン、さらに血液検査などで肺炎が起こっているかを確かめます。

 

肺炎と診断されれば、抗インフルエンザ薬や抗菌薬など原因に合わせた薬が処方されるでしょう。

 

症状が重いと判断された場合は別の薬や、点滴を用いた治療が行われます。

 

気になるのはインフルエンザの肺炎が、他の人にうつるのかという点ですよね。

 

インフルエンザの肺炎は、最初にインフルエンザにかかり、その後細菌などが体に入り込んで感染するものなので、肺炎そのものが感染することはありません

 

しかしインフルエンザウイルスは感染力が強いため、インフルエンザは感染しやすいです。

 

インフルエンザに感染すると、そこから肺炎になる可能性が指摘されているので、肺炎を予防するにはインフルエンザそのものを予防することが大切となります。

 

インフルエンザの肺炎治療で、「入院」をしなければいけないのかという点も、気になりますよね。

 

インフルエンザで起こる肺炎は重症化しやすい傾向にあるため、入院を選択するケースは少なくありません。

 

ですが必ず入院をしなければいけない訳ではなく、体調や症状に合わせて総合的な判断がなされます。

 

とはいっても、インフルエンザで体力消耗が著しい場合は、肺炎の重症化が懸念されるので、入院をして治療するほうが望ましいのは事実です。

 

 

3.インフルエンザの肺炎を予防するには?

 

インフルエンザ 肺炎

 

インフルエンザで肺炎を患い、死亡するケースは65歳以上の高齢者が圧倒的に多いです。

 

そのため厚生労働省は65歳以上を対象にした、「肺炎球菌ワクチン」を定期接種するように定めることにしました。

 

米国では認知されている肺炎球菌ワクチンですが、日本ではまだまだ認知が低いことも、高齢者が肺炎で亡くなる人数を増加させている一因とも言われています。

 

肺炎球菌ワクチンは5年に1度程度の接種で十分なので、インフルエンザワクチンに比べれば頻度は低く、負担は軽いでしょう

 

また免疫力が低下すると肺炎にかかりやすいため、十分な睡眠と適度な運動、バランスの良い食事をとるなど基本的な習慣を大切にしていくことも予防につながります。

 

 

まとめ

 

インフルエンザ 肺炎

 

ここでは、インフルエンザで肺炎を引き起こす理由を理解しつつ、肺炎の対処法や予防法について紹介していきました。

 

インフルエンザで体力や免疫力が落ちているときに、肺炎球菌などが肺に入り込み肺炎を患うケースは、高齢者や12歳未満の子どもに多く見られます

 

重症化すると死亡する危険性もあるので、異常が見られたら早めに医療機関を受診し検査を受けましょう。

 

肺炎の場合は入院するケースは多いですが、絶対に入院しなければいけない訳ではありません。

 

それでも体調面などを考えると、入院して治療に専念したほうが治りは早くなるでしょう。

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