油断は死を招く?子どものインフルエンザで起こる症状と対処法

インフルエンザ 子ども

 

インフルエンザに感染すると、数日間は会社や学校を休まなければならず、本人のみならず周囲にも影響を与えてしまう点が厄介ですよね。

 

毎年冬になると流行し、潜伏期間であっても感染の恐れがあるので、知らない間にうつされることもあるほど。

 

そんなインフルエンザですが、子どもが感染すると症状が悪化したり、合併症を引き起こす危険があることをご存知でしたか?

 

子どもは風邪を引きやすいので、インフルエンザを「いつもの風邪」と間違えてしまうと治療が遅れてる可能性もあります。

 

そこでこの記事では、子どもがインフルエンザにかかると起こる症状を理解しつつ、対処法について紹介していきます。

 

 

1.子どもがインフルエンザにかかりやすい理由

 

インフルエンザ 子ども

 

子どもや高齢者は、20〜40代に比べてインフルエンザにかかりやすい傾向にあります。

 

どうして子どもがインフルエンザにかかりやすいかというと、免疫力が整っておらずウイルスの増殖を抑えられないからです。

 

また子どもは汚い手でお菓子を食べたり、鼻に指を入れたり、指を舐めたりしがち。

 

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いくら注意を向けていても、一瞬のうちにされたらいくら親でも見過ごしてしまうでしょう。

 

免疫力が弱く、色々なものに興味を持つ子どもの性格などが影響し、インフルエンザにかかりやすいのです。

 

また親など、同居する人がインフルエンザにかかると、その部屋に入ったり飛沫(くしゃみや咳)による感染を受けたりと、子どもは感染しやすです。

 

特に家族の誰かがインフルエンザにかかった場合は、子どもがうつされないように十分注意する必要があるでしょう。

 

 

2.子どもがインフルエンザにかかると発症する症状とは?

 

インフルエンザ 子ども

 

インフルエンザにかかったなら、すぐに病院へ連れていき適切な治療を受けることが、症状の悪化を防ぐ上で大切。

 

それには子どもに見られる症状が、通常の風邪からきているのか、それともインフルエンザからきているのかを理解しておく必要があります。

 

ではインフルエンザにかかると、子どもにはどんな症状が見られるようになるのでしょうか?

 

 

@ 39度を超えるような高熱が出る

 

インフルエンザ 子ども

 

一般的な風邪はウイルスの増殖が急激ではないので、熱の上がり方も激しいものではなく、37〜38度程度です。

 

しかしインフルエンザは発症してから一気に熱が上がり、39度を超えるような高熱が出ます

 

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この初期症状で見られる熱の上がり具合が、インフルエンザと通常の風邪では大きく違うのです。

 

そのため、子どもの熱を計ってみて38度を超え39度に届きそうなほどになっていたら、早めに病院へ行きましょう。

 

 

A 痙攣や異常行動をする

 

インフルエンザ 子ども

 

インフルエンザになるとサイトカインと呼ばれる物質が分泌され免疫機能を活性化させるのですが、インフルエンザウイルスはこのサイトカインの働きを阻害させます。

 

すると免疫の異常反応が起こり、「高サイトカイン脳症」という状態になるのです。

 

高サイトカイン脳症になると免疫が正常に働かなくなるので、意識障害、痙攣、異常行動といった症状が見られます。

 

高サイトカイン脳症に至るまでの進行はとても早く、朝に発熱があってから夜に人工呼吸器を付ける子どもがいるほどです。

 

ですから高熱が出始めインフルエンザが疑われるなら、子どもを1人にはせず万が一の際に対応できるようにしておきましょう。

 

高サイトカイン脳症は、放置すると細胞の働きが鈍るので多臓器不全となり死亡する危険性もあります。

 

 

3.子どもがインフルエンザにかかったときの対処法

 

インフルエンザ 子ども

 

子どもがインフルエンザにかかったら、重症化しやすく合併症の危険もあるのでとっても心配ですよね。

 

インフルエンザに子どもがかかったら、発症して12時間以上経過しているならすぐに病院へ行き、抗インフルエンザ薬を処方してもらってください。

 

しかし、ここまでは分かりますよね。

 

問題は自宅に帰ってから、子どもに対してどんな看病をして症状に対処できるか、という点です。

 

ここでは主に、自宅での対処法について取り上げます。

 

 

@ 解熱剤はなるべく投与せず体を冷やす

 

インフルエンザ 子ども

 

インフルエンザは発症してから3日間程度は39度程度の高熱が出るので、親としてはツラい目にあっている子どもを早く回復させたいと願います。

 

そこで市販の解熱剤(バファリンなど)の投与を思いつくかもしれませんが、勝手な判断で解熱剤の投与をしないでください。

 

解熱剤の種類によってはインフルエンザの症状がより悪化する危険があるため、必ず医師に相談をします。

 

インフルエンザでは高熱が出ますが、医師の中にはあえて解熱剤を処方しないほうが良いと考える人もいるほどです。

 

そのため出来るだけ解熱剤は投与せず、体を冷やして汗を拭いてあげるようにしましょう

 

あまりにもツラそうで病院が閉まっている時間帯であれば、薬剤師がいる薬局やドラッグストアに行き薬剤師に相談してください。

 

 

A こまめに水分と栄養を摂らせる

 

インフルエンザ 子ども

 

高熱が特徴のインフルエンザですから、体温を下げようと大量の汗が出ます。

 

体内の水分が外に逃げているようなものなので、そのままにすると脱水症状を引き起こす恐れがあります。

 

ですからこまめに水分補給(水や経口補水液)をし、おかゆなど体に優しいものを食べさせてください。

 

熱があるときは食欲が出ないものですが、少しでも食べて栄養を摂りいれてあげると治りも早くなりますよ。

 

 

C 部屋の温度と湿度に気を付ける

 

インフルエンザ 子ども

 

ここは感染者というよりは、看病する人が感染しないための対処です。

 

インフルエンザウイルスは低温で乾燥した環境において、活動が活発になります。

 

一方、部屋の温度を20℃、湿度を50%にするとほとんど活動しなくなるのです。

 

この特徴を利用し、子どもが安静にしている部屋の温度を20℃、湿度を50%に一定させましょう。

 

すると看病している親への感染を、高い確率で防ぐことができます。

 

また部屋の空気の入れ替えも、1時間に1回程度は行ってあげ、部屋に充満しているインフルエンザウイルスを外に出すのも効果的ですよ。

 

 

まとめ

 

インフルエンザ 子ども

 

ここでは、子どもがインフルエンザにかかると起こる症状と、対処法について紹介していきました。

 

子どもは免疫力が整っておらず、ウイルスの付着した手で鼻をほじったり、舐めたりしがちなので感染しやすいのです。

 

インフルエンザに子どもがかかると、重症化しやすく合併症の危険もあるので、油断はせずしっかり看病しましょう

 

解熱剤は投与せず、水分補給をしっかりおこない、そして部屋の温度と湿度を一定に保ってください。

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