予防効果はあるの?インフルエンザのワクチン接種が重要な理由

インフルエンザ ワクチン 効果

 

インフルエンザは毎年冬になると流行し、簡単に人へうつってしまうので学級・学校閉鎖が相次ぐなど厄介な一面があります。

 

それと同時に症状が重いという特徴もあるので、数日間は動くことすら容易ではないので、用意が台無しになるでしょう。

 

そんなインフルエンザですが、実はワクチンを接種すると発症する可能性を低くでき、合併症のリスクを減らせると注目されています。

 

しかし本当にワクチンで効果があるのか、疑問に感じている人も少なくありません。

 

そこでこの記事では、インフルエンザでワクチンを使用する意味を理解しつつ、効果が本当にあるのかについて紹介していきます。

 

 

1.インフルエンザでワクチンを接種する意味とは?

 

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人間の体には最新の科学技術でも到底真似できない、素晴らしい免疫システムが備わっています。

 

一度でも体に入り込んだウイルスに対して抗体を作り、再び同じウイルスが侵入したときは素早くそのウイルスの型に合う抗体が処理をしてくれるのです。

 

つまりウイルスに感染はしますが発症はせず、体内で分解し無毒化されていきます。

 

この体の免疫システムを利用するのがワクチンで、インフルエンザウイルスに対しても有効な手段として採用されているのです。

 

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インフルエンザウイルスに科学的な処理を施して感染性を無くし、それを体に入れることで抗体を作り、インフルエンザに対しての免疫力を高めます。

 

この化学処理をされたインフルエンザウイルスのことを「ワクチン」と呼び、このワクチンを接種してインフルエンザを予防します。

 

厄介なのがインフルエンザウイルスには様々な種類が存在し、特にA型のタイプは100種類以上の組み合わせが存在するため、流行する年によって変わってくるのです。

 

ですからその年に流行りそうなウイルスを事前に予測し、それに合うワクチンが流通されますが、もし予想に反しても定番のウイルス型に対しては効果があるように作られています。

 

 

2.インフルエンザのワクチンを接種すると感染しないの?

 

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インフルエンザのワクチンが人間の免疫システムを利用して、ウイルスの増殖を抑えることが分かりました。

 

ではインフルエンザのワクチンを接種すれば、絶対に感染はしないのでしょうか?

 

この質問に答えるには、「感染」と「発症」の違いを理解しておく必要があります。

 

感染というのは、インフルエンザウイルスが鼻や口から侵入をし、粘膜に付着して体内で増殖することを差します。

 

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一方、発症は体内のインフルエンザウイルスが増殖を繰り返し、免疫システムが「警告」を発して、それらウイルスと全面対決をしたときに起こるのです。

 

つまり発症は体内にウイルスが蔓延している状態であり、こうなると高熱や寒気、筋肉痛といった特徴的な症状がでます。

 

インフルエンザでワクチンを接種することは、「発症」を抑える効果が期待できるのであって、感染を防ぐのが目的ではありません

 

逆を言えば感染そのものが防げるのであれば、インフルエンザを発症することはありませんから究極の予防法と言えるでしょう。

 

残念ながらそのような技術は開発されていないため、体内に侵入したウイルスの増殖を抑える「ワクチン」が効果的なのです。

 

 

3.インフルエンザのワクチンは本当に効果があるの?

 

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インフルエンザのワクチン接種は、自由診療なので保険の適用外です。

 

医療機関は自由に価格設定ができるので、高齢者が自治体からの割引サービスが適用されるのを除けば、決して安い金額ではありません。

 

一般的に1回のワクチン接種で3000円はしますし、12歳までの子供は2回の摂取が必要なので6000円はかかります。

 

家族全員で接種を受けに行くとなれば、結構な出費ですから効果があるかに関心を持つのは当然と言えるでしょう。

 

インフルエンザのワクチンを接種する目的は、発症を抑え、もし発症しても重症化することを予防できるという点です。

 

そのため接種した全員が、100%の確率で発症を予防できる訳ではありません。

 

ある調査によれば、ワクチン接種で予防できる確率は、60〜70%だと言われています。

 

これは100人が予防接種をして、60〜70人に効果があるという意味ではありません。

 

たとえば、100人が予防接種を受けたチームと、100人が全く予防接種を受けなかったチームの2つのグループを作ります。

 

予防接種を受けたチームは20人が発症し、予防接種を受けないチームは50人が発症したとしましょう。

 

もし予防接種をしなければ、20人という発症者が、50人に増えている可能性があるので、60%の効果があると考えているのです。

 

ちょっとややこしいですが、予防接種を受けないで発症する人の、60%は防げますと理解してください。

 

ここから分かる通り、ワクチンを接種する側も、そもそも100%全員が発症を防げると最初から考えていません。

 

ここをどう捉えるかは個人の自由ですし、だからこそ「自由」に接種するかしないかを選べます。

 

ただし、発症を抑えて重症化するのを防ぐというワクチン接種の本来の目的からしてみれば、ワクチンの接種は幼児や高齢者など免疫力が弱い人にとっては効果があるといえるのです。

 

 

4.インフルエンザワクチンはいつまで効果が続く?

 

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インフルエンザのワクチン接種をすると、いつまで発症を防ぐ効果が期待できるのでしょうか?

 

ワクチンを接種してから抗体が多く作られるピークはおよそ1か月後で、それ以降は少しずつ抗体数が減少し5か月ごろには無くなってしまいます。

 

これは科学的に弱めたインフルエンザウイルスなので、十分な抗体を作り続けることができないからです。

 

そのためインフルエンザが毎年流行する、12〜3月よりも2週間ほど前にはワクチンを接種しておいたほうが良いでしょう。

 

またワクチンを接種して、すぐに抗体が作り上げられる訳ではなく、接種してから1週間ほどの時間が必要なことも覚えておいてくださいね。

 

残念なのはワクチンの接種で作られた抗体は、5か月を超えると体から消えてしまいます

 

ですから次のシーズン前には、再びワクチンを打つ必要があるのです。

 

 

まとめ

 

インフルエンザ ワクチン 効果

 

ここでは、インフルエンザでワクチンを使用する意味を理解しつつ、効果が本当にあるのかについて紹介していきました。

 

ワクチンは感染を防ぐのを目的としているのではなく、発症を抑え、もし発症しても症状を軽くし重症化するのを防ぐという役割を持っています。

 

そのためワクチンで予防できる確率は60〜70%に留まっているんですね。

 

ワクチンは1回接種したら、およそ5か月ほどは抗体が体に残りますが、いつかは消えてしまうので、次シーズンになったら再びワクチンを接種する必要があります。

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